「重ねた傘ネタ」

こんにちは,暇人系男子のAです.

 

傘の再発明の仕方に関して,いろんな角度からアプローチしてみます.

 

(1)カバー範囲を広くする

今ある傘は雨を防ぐ範囲が狭いです.風が強い日にはほぼ無意味,なんてことも・・もっと体全身を覆うことのできる改良が必要.例えば,傘だけど,開くとレインコートみたいになる的な・・

僕は「いきなりみのむし」と名付けてます笑

 

(2)傘についた水分を落としやすくする

これは是非欲しい!理想としては,傘の取っての部分を取り外すと,水分を落とすための道具になり,入り口で傘を畳む前に一作業すれば水分を落とすことができる.水分が落とせれば店内に持ち込めるわけで,盗難の心配もないですよね.うん,欲しいな,これ笑

 

(3)キーホルダー位まで小さくする

キーホルダーが傘に変身・・・折りたたみ傘とかあるけど,突然の雨の時に限って持ってない..なんてことがなくなります.

「使い捨て」の,しょぼい雨よけなんだけど,キーホルダーになる位の大きさ・・無理かな?笑 というか,レインコートの半分位のビニールをキーホルダーサイズに畳むだけ・・?うーん

 

と言う訳で,どうでしょう?

設計難度的には,

(2),(3),(1)の順かな?と個人的には思ってます.

(2)は是非挑戦したいなあ・・・誰か一緒に作りませんか?笑

 

ものづくりは機能だけでなく,デザインという物差しの時代だ!

なーんて言われてるのか知らないけど,傘はデザイン以前に,機能面がクソすぎるよね・・昔から変わってなさすぎだろ・・

 

 

ってなわけで,暇人系男子のAでしたー

 

 

 

 

雨よけのNEW?アイディア

こんにちは,傘は極力持ちたくない系男子のAです.

 

最近台風や嵐など雨が多いですが,傘,持ち歩いてますか?

邪魔くさいですよね,傘って.

人類が次に再発明すべきものは傘だと個人的には思ってます.

 

今日は僕なりに考えた傘に取ってかわるかもしれないアイディアを披露しちゃいます.

 

それは・・

 

自分が持っている鞄などを,完全に密封して濡れないようにできる,収納式(小さく畳める)袋を作る,というものです.

 

これは聞いただけでは,傘の代わりになるの?って思ったかもしれませんが,

街中で,突然の雨に対して,鞄を頭の上に乗せて走っているサラリーマンとかみたことないですか?

 

あれを,鞄を犠牲にすることなく実行できたら,ちょっとですが,突然の雨に対抗できると思うんでよね!

 

そーですかね,このアイデア!?

 

発想の転換になってませんかね笑

 

 以上,傘は極力持ちたくない系男子のAでしたー

 

 

 

 

生まれた意味を知るRPG


どうもこんにちは

ゲームで夜更かし系男子のSです


今日のタイトルは、マイブームが再燃中のPS2ゲームソフト「Tales of  The Abyss」の公称ジャンル名、いわばキャッチコピーのようなものです。

このソフトの紹介をすると、、、


発売されたのは2006年。
この作品は「テイルズ オブ
シリーズ」という、長らく続くシリーズの8作目にして、10周年記念タイトルとして力が入っている作品です。

事実、いまだにこの作品を名作と評価する声は多く、テレビアニメ化もされ、最近では3DSに移植されて再発売されました。

生まれた意味を知るRPG

なんかすごく深そうですよね笑(ぶっちゃけそんな大したことないっしょって思う人が大半だと思います)

でも、僕はこの作品に大きな影響を受けました

ここから先は、ネタバレ含まれてるんでもしそういうのに敏感な人がいればここで退室するのかよろしいかと思います



前置きが長くなりましたが、まず主人公(ルーク)が登場します。

大国の貴族の息子であるルークは誘拐された7年前より以前の記憶を失い、屋敷に軟禁され甘やかされ生きてきたため、世間知らずでわがままで性格のねじ曲がった人間として登場します。


そして、そのねじ曲がった性格のゆえに街一つを滅ぼしてしまい、しかもそれを他人のせいにして仲間に見放されます(こうやって書くと本当にどうしようもない人間ですね)

そしてさらに、ルークはレプリカ、要は劣化したコピー人間であることが判明します。

まあ要はどん底まで叩き落とされるわけですね。


そして大事なポイントか一つ!
コピーであるということはオリジナルがいるということ!

オリジナル(アッシュ)は、ルークが作られてからというものの、裏の世界を生きていくしかなく、ルークを憎んでいました。

貴族としての生活も何もかもルークに奪われたと。


それを知ったルークは、自分のことを責めるようになります。
なぜ作られたのか、何のために生きているのか、自分は何をなしたいのか、、、

人に迷惑をかけてばかり自分にできることはなんなのか?

それを探す旅が始まります。


その旅こそが、「生まれた意味を知る旅」、つまりこの作品のメインテーマへと行き着くわけです。そしてそれは、ルークの再生の物語だと言えます。

自分は生まれるはずのなかった命だから、本当はいてはいけない存在なのだ

そう考えていたルークは、この旅で、生きることに理由なんていらない、目的も必要ない

ただ「生きたい」という気持ちさえあればいいんだと

オリジナルだろうとレプリカだろうと、外見は同じでも違う人間で、人それぞれの未来があるのだと悟ります

僕はこの結末に、とても大きな影響を受けました。


22歳になった今でこそ、そんなに単純な話ではないと突っ込みどころ満載なストーリーではありますが、生きることに目的も理由も必要ないという言葉、いま自分にできることを積み重ねていくという姿勢、そして、人はやり直せるのだということが表現されています。


このゲームは、序盤でルークは本当にどうしようもない人間として描かれていて、さらに仲間からも見放される主人公です。

主人公といえば、パーティの中心で、リーダーであるのが、自分の中のイメージでした。

それがすぐにぶち壊れたことは大きすぎる衝撃でした。


しかし、そこから人間的に成長し、リーダーとして、主人公として、再生していく物語は、素晴らしいと今でも感じます。


最初からリーダーの人間なんていない、少しずつ成長していくんだと、暗に教えてくれているのではないかと思います。


むちゃくちゃ長くなりましたが、この作品の魅力が少しでも伝わればと思います。

皆さん一度、このソフトを手にとってみて戴いたらいかがでしょうか?


ものづくりへ訪れるニコニコの世界

 

文系男子のCojiです。

3Dプリンター3Dプリンターうるさいわーほんまー

といいつつ、ぼくも3Dプリンターについて書きます。

 

3Dプリンターが普及した未来、どのようなことが起こるか。

詳しいことは「MAKERS」読めば書いてます。以下はぼくが勝手に思っていることで、

ひとつの世界観。キーワードは2つ、「ニコニコ動画」と「Share」です。

まず、「ニコニコ動画」の世界では、今どのような事が起こっているのでしょうか。

その理解のために、下記の動画を観てください。たった1分。

 


Google Chrome: Hatsune Miku (初音ミク) - YouTube

 

初音ミクを題材に、ニコニコ動画で起こっていることをダイジェストで伝えています。

ピアノからメロディーを読み込み、セッションをミックスし、

歌詞を乗せ、イラストを描き、動画を作り、アップロードされた動画。

それが、歌ってみた、弾いてみた、踊ってみた、と世界中へ広がり、遂にはライブ。

それは、1人だけで作ったのではなく、群衆協力して作り上げる、そんな世界です。

 

VOCALOIDの開発をキッカケに、誰もが音楽クリエイターになる機会を得ました。

音楽を創るのは、アーティストに与えられた特権だったものが、

群衆の力でプロ級の作品を創り出せるようになったのです。

 

さて、ぼくの描く3Dプリンターの普及した未来は、

この流れをそのままものづくりに変換した世界観です。つまり、

メロディー → 歌詞 → 歌 の流れを、

ソフト → ハード → デザイン

へと変換するのです。

 

それを可能にするのは、もうひとつのキーワード、「Share」の力。

前記事でも触れられていましたが、設計データのShareは、ものづくりの連鎖を促進させます。

ソフトウェアの世界では、GitHubというオープンソースサイトがすでに広く利用されています。

ハードウェアの世界でも、TECHSHREという3Dデータ共有サイトが最近立ち上がりました。

今はまだ普及段階ですが、上記のようなサイトは連鎖を生む重要なツールです。

 

こういったツールと3Dプリンターにより、ものづくりのハードルがぐっと下がります。

初音ミクにより、誰もが音楽クリエイターになる機会を得たのと同じく、

3Dデータを操れる者は、工学系の人間に限れられる、という世界が打ち壊され、

加工ができるものは工場を利用できる者だけの特権ではなくなり、

ものづくりによって人を楽しませることを誰しもができるようになります。

 

ぼくの見えてる世界があなたにも見えたでしょうか。

少しでもワクワクしていただけたのであれば、幸いです。

以上、文系男子のCojiでした。

 

3Dプリンターが作りだすのは、「もの」じゃないんだ。

こんにちは、ものづくり系男子のAです。

 

 

僕はものづくりが好きです。

最近話題の3Dプリンターとかレーザーカッターとかがめっさ欲しいです。

50万円あったら、迷うことなく3Dプリンターとレーザーカッターと材料を買います。

ってくらいに好きです。

 

そんな僕ですが、最近こんな記事を見かけることが多いです。。。

 

それは、

「3Dプリンター」で何を作るの?

というもの・・

 

この記事を書いている人は、大体3Dプリンターの欠点などを挙げ、さらに3DCADを使うことのハードルの高さなどを挙げて、強度的にも、技術的にも、大して実用的なものは作れないから、結局人は既製品を買うんじゃないの?

 

ってことを主張されています。

 

この記事、僕は非常に納得がいきます。

 

実際、3Dプリンターやレーザーカッターで個人が既製品に近いレベルのものを作成して、日常的に使用する、というのは割と難しいと思います。

 

 

でも、これが3Dプリンターが一家に一台普及しないだろうという予測の直接的な原因にはならないと僕は思っています。

 

 

と、いうのも、僕は、3Dプリンター作るものって、本当は「もの」じゃないんじゃないかって思っているんです。

 

 

僕は3Dプリンターは

「楽しい時間」

を作るんだと思っています。

 

 

つまり、3Dプリンターの普及で、

「ものづくり」が「娯楽」になるんです。

 

 

人間にはもともと創造力があります。

子供の頃はみんなお絵かきが好きだし、主婦の人が手の込んだ料理に挑戦するのも、創造力があるからです。

 

大人になって、仕事や他の事に忙しくなると、そんな暇もなくなるから、絵なんて描かないし、何か「ものづくり」をするのは一部のクリエイターだけになってしまう。

 

でも、本来、人間には創造力があるし、創意工夫の欲求が少なからずあると思うんです。

 

 

そして、3Dプリンターがその欲求を満たす最高のツールになると僕は考えています。

 

 

もちろん、これには大きなハードルがあります。

 

そのハードルは「イメージ」と「基礎知識」です。

 

ものづくりの「イメージ」は相当良くないです。

 

デジタルクリエイトなどの「ものづくり」は、かっこいいみたいなイメージかと思いますが、

 

「つなぎを着て地味な金属加工」とか、

「ちょっとオタクっぽい人たちが好きでやっている」

みたいなイメージ。

 

ですから、多くの人たちがものづくりを楽しむには、クールでポップな印象をものづくりに対してもってもらうことが重要です。

 

もう一つ。「基礎知識」です。

 

ものづくりをやるには最低限必要な知識があります。

でも、矛盾することに、一度ものづくりをやってみてから、振り返る形で基礎知識を学ぶ方が圧倒的に楽しいんです。

 

だから、大抵の人はものづくりをする際に必要となる電子工作の知識とか、プログラミングの環境開発とか、工作機械の使い方とかでつまづいてものづくりに愛想をつかせてしまうんです。

 

 

以上をまとめると、僕の意見は、

(1)3Dプリンターはものづくりを娯楽に変える可能性がある。

(2)(1)となるには、2つのハードルがあって、「イメージ」と、「基礎知識」に関する現状を変えるか、個人で乗り越えなければならない。

 

というものです。

さらに言えば、(1)と(2)が満たされたとき、ものづくりに革命がおこります。

ものづくりを行う人口は今、非常に少ないです。

本当にごく一部です。

 

これが、社会に広まり、多くの人が「娯楽」としてものづくりをやると、想像もできないようなビッグウェーブが生まれ、想像もできないようなものを考え付いて作ってします人が現れるでしょう。

 

今、僕たちが日常的なものがそれら不特定多数の人たちによって再発明されたり、新しく生み出されたりするでしょう。

 

こんな可能性を3Dプリンターは秘めています。

 

でも、同時に2つのハードルを乗り越えなければ、これは難しいです。

 

そこで、僕はこの今、2つのハードルを下げるサービスを開発しています。

それは、「ものづくりのレシピ本」のようなサービスです。

 

ユーザーが作った「ものづくりのレシピ」を互いに投稿しあい、材料から作り方までを詳細にみせあうことができる、というものです。

 

たとえば、「紙飛行機」

と検索すると、すごくよく飛ぶ紙飛行機とか、ブーメランのように戻ってくる紙飛行機のおり方が出てくる。

 

たとえば、「クリスマスツリー」

と検索すると、ミニチュアのクリスマスツリーにLEDライトをピカピカさせる装飾の作り方が出てくる。

 

たとえば、「スマホケース」

と検索すると、スマホのケースの3Dプリンターやレーザーカッターのソースコードがでてきて、コピペするだけで、全く同じものを作ることができる。

 

 

というものです。

 

 

僕は3Dプリンターに期待している。

でもそれ以上にものづくりが娯楽となったときの革命的世界が楽しみでなりません。

 

以上、ものづくり系男子のAでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3Dプリンターを何に使うのかはわからんけど,これがあれば人間らしさを取り戻せる予感がする.

 

 

こんばんは,みーはー系男子のAです.

 

さて,近頃3Dプリンターが話題になっていますね!

 

最近では7万円程度で購入できるものも出てきて,数年のうちに一家に一台の時代がくるかも・・な〜んて言われてたりします.

 

でも,「3Dプリンターって本当に使い道あんの?」って思ったこと,ありませんか?

 

文字を出力するプリンターは確かに,一家に一台ある時代だし,確かに役に立つけど,三次元物体を出力するプリンターが家にあったって,何も役に立つとは思えないんだけど・・

 

自分自身のミニチュアオブジェ作った所で「なによそれ」って感じだし,

まあ毎年一体作ってコレクションして,死んだら俺の棺に並べてくれよって言う程度かな...

 

って思いません?

それ,実際正しいと思うなあ・・・

本当に3Dプリンターって普及するんかね?

 

 

少し話は飛躍しますが,「言語」ってなんで生まれたんですかね?

 

ていうのは,僕は,本来動物にとって「言語」って不要なものなんじゃないかと思っているんです.

 

このことを考えるきっかけになったのは,テレビの特番かなんかで動物の専門家みたいな人が発していた,次の一言でした.

「狩りとか逃げるためでもなく,走るのなんて人間くらいですよ」

 

・・これはまさに人間の本質を表しているのではないかと思いました.

つまり,動物は本来,無駄なことに体力を使わないように本能的にはなっていて,「健康のため」とかそんな理由で走るのは人間位ってことでしょう?

 

そして,同じことが「言語」にも当てはまるんじゃないかと..

 

つまり,意味不明かもしれませんが,言語とか文字とかって,エネルギー大きすぎませんか?(情報学的に言うと,エントロピー小さすぎませんか?であってる?笑)

 

文字って,与えることのできる情報量が自然界に元々あるものに比べて圧倒的に大きいですよね.これ,動物の本能と逆だと思うんです.

 

どういうことかと言うと,これもテレビかなんかの知識だけど,『人間が普通に生活してて一番消費エネルギー量が大きいのは「脳」である』ってことです.

 

文字は自然界にある「岩」とか「空」とか「植物」とかと違って,与えることのできる情報量が膨大です.それ故に,人間の「脳」に訴えかけ,エネルギーを膨大に消費させる.そんな本能とは矛盾したものを人間は生み出してしまったんではないかと.これはさっきのランニングみたいな人間の行動の意味不明さだと思うわけです.人類はドエムかよ!ってことです.笑

 

さてさて話が大きくそれましたが,つまり,

人間は「文字」というとてつもなく,単位面積あたりのエネルギーの大きなものを生み出したがこれはエネルギー消費を嫌う動物の本能とは違うんじゃね?といいたいだけです.笑

 

さてさて本題.

実は僕は3Dプリンターにすっごい期待してるんです.

冒頭に述べた,「何に使うかわからない」という人の意見も,もちろんわかるんですが,僕は,すっげえ期待してます.

 

3Dプリンターが情報化社会に疲れてきた人類を癒してくれる.

そんな製品なんじゃないかとすら思っています.

 

先ほどから言っている「エネルギーの大きすぎる文字」を発明した人類だけど,身の回りに「文字」のついたものって意外と少ないと思いませんか?

 

特に家にいる人は,身の周りを見渡してみてください.

文字の書いてあるものなんて,本とか,家電の説明書きとか,カレンダーとか,そんなもんなんじゃないですか?

 

ですよね?まさか家の壁全部にお経を書いている人はいないでしょう笑

そういう人は,文字の発するエネルギーが大きすぎて疲れてしまうので消しましょうね.

 

何が言いたいのかっていうと,人類にとって文字は「最低限必要な量」あればよく,僕たちの住む家とか,製品とかは,無駄な文字を書かず,エネルギーの小さな「淡い色」「ゆるいボーダー柄」とかでデザインされているんです.

 

つまり,文字の見過ぎによる,エネルギーの過剰摂取がされないように,人間が疲れちゃわないように,先人が考えてくれてたんです.

 

 

でも,昨今の情報化社会ってどーなんすかね?

ネット上の膨大な「文字量」=膨大な「エネルギー量」

 

人間はエネルギーの過剰摂取で疲れてるんじゃないですかね?

 

そして情報を印刷した,膨大な文字量の資料に「目を通せ」と言われた時の絶望感,やばくないですか??笑

 

二次元プリンターが普及して,確かに仕事とか勉強とか,すっごい便利になったと思うんだけど,今までよりも生活の中で「文字』っていうエネルギーの大きなものを目にする機会が増えた気がする.

 

そして僕はそれに疲れているのかもしれない.

その疲れのせいでこんなしょうもない妄想をしてしまっただけなのかもしれない.

 

でも,僕はだからこそ3Dプリンターに期待せざるをえないんだ.

 

だって,

3Dプリンターを何に使うのかはわからんけど,僕はこれがあれば人間らしさを取り戻せる予感がする.

 

んだから.

以上,みーはー系男子のAでした.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の製造業の自己矛盾

こんばんは。

自虐系男子のAです。

 

突然ですが、人間にとって必要なものって何だと思いますか?

 

昔の偉い心理学者とか哲学者がいろいろ考えたのとかもあった気がしますし、それに少なからず影響を受けた僕の個人的な考えだと、

 

 

衣食住+「楽しい時間」

 

だと僕は思っています。

 

というより衣食住が大前提で、それがある程度満たされると、「楽しい時間」を追い求めるんだと思います。

 

 

そして、そして裏を返せば、「仕事」とは、

衣食住か、「楽しい時間」の何かを提供する

ことだと思うんです。

 

どーですか、異議はもちろん受け付けますよ。

 

例えば、

「テレビ」を作ることは、「楽しい時間」を間接的に提供すること。

「飲食店」は「食」および「楽しい時間」を提供。

「不動産会社」はいうまでもなく「住」の提供。

 

みたいに、あらゆる仕事は、突き詰めていけば、上の4つのどれかに分類されると僕は思います。というより、上の4つを追い求めることが人間の本質だから、この4つを提供しないことには人間を相手にビジネスが成り立たないんじゃないかと思うんです。

 

そして、このことを前提に、僕が進もうとしている製造業の未来についてちょっぴり考えてみました。

この考え方にたつと、先進国向けに

洗濯機、冷蔵庫、自動車とか、

「衣食住」をより豊かにするものを作っている製造業って「オワコン」じゃあないですか?おーん?笑

 

日本で、衣食住面で不満を感じることってほとんどないでしょう笑

 

だから単純に、先進国に対して、衣食住を提供する「ものづくり」はもう成り立たない、というか、「役目を終えた」と考えるべきだと思います。

 

 

(他方、「テレビ」なんかはまだ、進む方向としては間違ってないかなって思います。

進む方向っていうのは、「楽しい時間」を作る製品であるという一点のみについてですが。。)

 

「衣食住」がある程度満たされた先進国向けに、「もの」を売ろうと考えるのであれば、もう、「楽しい時間」を売るんだと考えなくてはだめです。衣食住が満たされた人間にとって、「もの」は何の価値もなくて、単純に楽しい時間、体験、経験が欲しいだけなんです。

 

だから、今、先進国の主要産業はサービス業にシフトしつつあるんだと思います。

そして、「もの」で「楽しい時間」を提供するのって、すごく難しい。

一方、ITは「楽しい時間」を作り出すことに長けています。仲間とつながるSNSとか、動画サービスとか、全部、「楽しい時間」を提供してます。

 

極論ですが、「楽しい時間」を提供するという点においては、「質量がない」ほうが向いているのかもしれません。

 

 

要は、先進国向けにビジネスをしたいなら、「楽しい時間」を提供するという一点しかもう方法がないと僕は思っています。

 

依然として製造業にこだわっている日本は、どんどん競争が厳しくなる発展途上国に対して、衣食住を豊かにするものづくりをする、という状況に陥っており、競争相手が多く苦戦をしています。

 

この現状は「オワコン」です笑

なぜなら、

衣食住を豊かにするものづくりをする=先進国みたいな考えを持った人が増える

つまり、「楽しい時間」を求める先進国的考えの人が増えるからです。

 

これは日本の製造業の自己矛盾を意味しています。

 

日本の製造業は、どんどん自分たちの製品を必要とするマーケットを小さくしているのです。自分たちの高性能で、衣食住を豊かにする製品を売れば売るほど、途上国は発展し、「楽しい時間」を求めるようになるのです。

 

このままいくと、「楽しい時間」を提供するビジネスにあまり取り組んでこなかった日本は、どうやったらその分野で勝てるかわからなくなってしまいます。

 

 

とゆーわけで結論!

日本は、

(1)製造業を縮小し、「楽しい時間」を提供できる産業を育てる

か、

(2)「楽しい時間」を提供するような「ものづくり」を発明する

 

しかないんじゃあないですかね??

 

以上、自虐系男子のAでした。