AKB「フライングゲット」で見つけた,次なる秋元康を発掘する方法
こんにちは,リクルートスカウンティング系男子のAです.
「フライングゲット」ってカラオケで歌うと盛り上がるし,AKBかわいいし曲としても演出としてもなるほどすばらしいな〜と思っていたんですが,それと同じ位に,
「フライングゲット」っ言葉,な〜んか言いやすいし,頭に残るし,な〜んでなんだろうな〜・・と日々常々気になっていました.
そして,ある日気づいたのです.
「フライングゲット」が持つ,恐ろしいひみつを・・・
まず,「フライングゲット」のように,「○○イング○○」という単語は,探してみると実は意外と沢山あります.
男なら一度はお世話になったことのある,GATSBYのど定番ワックス,
「ムービングラバー」
不朽の名作,料理系男子の成れの果て,
「クッキングパパ」
国民的ベストセラーONE PIECEでおなじみ,
イギリスの伝説的ロックバンド
「ローリングストーンズ」
そして
みんな大好き
「メイキングラブ」
などなど,まあ思いつくだけでも結構あるんです.
しかし,
これらの単語が「フライングゲット」と決定的に違う点があるんですよ・・・
気づきますか?
はい時間ぎれ.
まあ,当然っちゃ当然なんですが,全部「文法的に正しい」んですよね..
全部,「〜ing」の部分が後ろの名詞を修飾する形になっているんです.
つまり,
「動詞+ing+名詞」って形になってるんです.
クッキングパパ → 「クッキング」する「パパ」
てきなね.
他方,「フライングゲット」は...
「フライング」+「ゲット」で「動詞+ing+動詞」になってるんです!
これ,すごくないっすか?
文法的には間違っているんですよ!?
僕らって普通,正しい英語だけを教科書から学ぶから,文法的に間違っているキャッチフレーズってなんとなく,違和感とか感じるもんだと思うんです.
でも「フライングゲット」ってそれを全く感じないでしょう?
これすげえ!
これぞ,秋元マジック(笑)
僕的にはこれを発見したときに,アップルのキャッチフレーズ
「Think Different」を思い出しました.
文法的には「Think Differently」が正しいのに,
なぜか間違ってる「Think Different」の方がかっこよくて,しかもキャッチフレーズの意味自体を体現している.
今回の場合も,「動詞+ing+動詞」っていう文法的にはあり得ない組み合わせなんだけど,言われてみるとかなりしっくりくる.
しかも,「飛びながらGETしてるんだなあ」っていう様子が容易に,リアルに聞いた瞬間ぱっと浮かぶでしょう!?
これ,すごいと思うなー俺は笑
そんで,僕は思いました.
これ,「動詞+ing+動詞」の組み合わせにしたら,いい感じのフレーズに自然となるんじゃね?と(笑)
英語の動詞っていっぱいあります.
play , collect , draw , make , listen , move , practice , see , ・・・などなど
こいつらを適当に「動詞+ing+動詞」って組み合わせたら・・
・・・できない!いろいろと組み合わせてみたけど,「フライングゲット」以上に語感がよくて,パッと様子がイメージできる組み合わせがない・・!
秋元さんすげえ(笑)
数ある英語の動詞の中で,「動詞+ing+動詞」の形で受け入れられる唯一のパターンを見つけ出したお人です.彼は.
参考までに僕がまあ,許せるかなって考えてみた組み合わせを紹介すると,
「キャッチングイート」 → アーモンドとかお菓子とか,人に向かって投げてそれを口でキャッチしてそのまま食べる遊びあるでしょ?あれのイメージ(笑)
「スリーピングジャンプ」 → エクソシストで連想した(笑)
う〜んこれくらいかな,マジでいい組み合わせはなかった・・
秋元康にはなれないな〜
ってわけで,秋元康ばりにキレッキレの「動詞+ing+動詞」って組み合わせを発見することに成功したなら,すぐにでもCD出した方がいいですよ?
ミリオンセラーになること間違いなしですからねー^^
ってなわけで
リクルートスカウンティング系男子のAのブログでした.